イソトレチノイン (22)

イソトレチノインを利用したオンライン診療によくある質問と回答

イソトレチノインはニキビ跡に効きますか?

イソトレチノインには皮膚の正常化を促す作用もあるため、ニキビ跡にも効果的です。

イソ トレチノインは効かない体質などはありますか?

当院の臨床経験上、ほとんどの方に効果がありますが、ごくわずか数%の方に効かない場合があります。

イソトレチノインは毛穴にどのような影響がありますか?

イソトレチノインには毛穴を目立たせなくする効果も期待できます。

イソ トレチノインを服用するのは少し怖いのですが?

イソトレチノインを含むビタミンA誘導体には、胎児の催奇形性が報告されているために、副作用を気にする方が見受けられます。 一時的な皮膚と粘膜の乾燥の副作用と服用初期の一時的な皮膚の乾燥も多いですが、重篤の副作用に関しては、ほとんど発生していないのが現状です。医師の判断の下で、服用していれば、副作用の発言頻度は他のお薬と同様かそれ以下だと考えています。

イソトレチノインは服用をやめた後、どうなりますでしょうか?

ニキビがきれいに治っていればイソトレチノイン治療は終了になります。一部の方は、再発が見られますので、その場合は、イソトレチノイン治療を再開します。

アキュテインは脱毛作用があるとききましたが、本当ですか?

文献には脱毛の副作用はあることが報告されています.当院の9000人の臨床経験の中では、まだ報告はありません。

イソトレチノインは赤ら顔になると聞きましたが、問題はないですか?

イソトレチノインで赤ら顔になる副作用は、処方量、服用量のミスが原因になります。当院では、症状に合わせて処方量を調整しているため、ほとんどありません。

イソトレチノインは勉強中や仕事中に眠くなることはありませんか?

イソトレチノイン服用による眠気の副作用はありません。

イソトレチノインで治療ができない人は?

●妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望されている方。 (イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。そのため、服薬期間中とその前1カ月と服薬後6カ月間は避妊していただく必要があります。もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。) ●授乳中の方。 ●15歳未満の方や成長期で身長が伸びている方。 ●イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方。 ●テトラサイクリン系(ミノマイシン・ミノサイクリン・ビブラマイシンなど)の薬剤を内服されている方。 ●副腎皮質ステロイド内服(プレドニン・セレスタミンなど)の薬剤を内服されている方。 ●うつ病その他の精神疾患で治療中の方。 ●肝機能障害のある方。 ●中性脂肪、コレステロールの高い方ビタミンA過剰症の方。 ●献血をされる方(内服中および内服終了後半年間は献血ができません)

イソトレチノインの服用に際して気をつけることは?

●必ず医師の指示に従って服用してください。 ●服用期間中と服薬前1ヶ月間および服薬後6カ月間に性行為をする場合は、 必ず避妊を行ってください。 ●服用期間中とその後6ヶ月間は妊娠、授乳、献血をしないでください。 ※妊娠女性への輸血により、胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあります。 ※米国食品医薬品庁(FDA)の公表では、『服用期間中とその後1ヶ月間は妊娠、授乳、献血をしないこと』とされていますが、当クリニックではさらに安全性を重視し、服薬後6カ月間は妊娠、授乳をしないように説明しています。

軽傷のニキビですが、イソトレチノインの治療はできますか?

軽症のニキビの方は、既存のニキビ治療をお試しください。イソトレチノインによるニキビ治療は、既存の治療法で1年以上改善しない中等症以上にニキビの方が対象となります。

イソトレチノインの副作用は?

イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。 そのため、服薬期間中とその前1カ月と服薬後6カ月間は否認していただく必要があります。 もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。 よくある副作用は、口唇乾燥、皮膚の乾燥です。原因はイソトレチノインの処方量の調整ミスによるものがほとんどと思われます。 稀にある副作用は、粘膜の乾燥症状、鼻の粘膜が乾燥した場合に生じる軽度の鼻血です。 ごく稀にある副作用は、頭痛、発疹、軽度の痒み、落屑、眼瞼炎、結膜炎、筋肉痛や関節痛、肝機能低下、脱毛、めまい、吐き気、鬱、精神病(幻覚・幻聴)、自傷行為、自殺企図などの重大な精神疾患などの重大な精神疾患などがありますが、当院のイソトレチノイン治療における臨床経験上、重篤な副作用が出た報告はほとんどありません。

妊娠を予定していますが、イソトレチノインは服用できますか?

妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望されている方は服用できません。 (イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。 そのため、服薬期間中とその前1カ月と服薬後6カ月間は避妊していただく必要があります。 もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。)

イソトレチノインを服用中乾燥がひどいのですが?

皮脂の分泌を抑制する作用により、皮膚等の乾燥が気になることがあります。皮膚の乾燥には市販のワセリン ヒルマイルドなどの保湿剤、唇の乾燥には、リップクリーム、鼻の粘膜の乾燥には、ワセリンを使用して保湿をしてください。

イソトレチノインの好転反応とはどのようなものですか?

好転反応という言葉は医学用語にはありません。 一般的に言われている好転反応は一時的な悪化という認識で言われていると思われます。 一時的な悪化に関しては 処方量と服用量のミスによるものです。当院では、ニキビの症状に合わせてイソトレチノインの処方量を決定していますので、いわゆる好転反応というものは、ほとんど発現はしません。

イソトレチノインの服用方法は?

1日1回、医師の処方量を服用してください。脂質と一緒に服用すると効果的なので、食直後に服用してください。朝・昼・夕の指定はありません。

イソトレチノインはどれくらいの期間、服用が必要ですか?

個人差もありますが、通常6か月間を目安に、服用します。当院の臨牀経験上、症状によっては1か月で完治する場合や、1年ほどの服用する方もいます。

イソトレチノインの効果はいつ頃からでてきますか?

個人差もありますが、早い方で約1週間後から効果を感じる方が多いです。遅い方でも1か月程度で効果が実感できます。

イソトレチノインはなぜ、一般の医療機関で処方されないのでしょうか?

イソトレチノイン製剤は日本国内では販売されていません。 イソトレチノインの処方に関しては、厚生労働省に 医師によるイソトレチノイン製剤の輸入申請許可が必要です。 輸入申請許可を取っていない医療機関では処方する事ができません。外国の薬を輸入して処方できる医療機関は少ないのが現状です。 当院では、厚生労働省にイソトレチノイン製剤の輸入申請許可をもらって処方しております。

イソトレチノインはニキビに対してどのような効果があるのですか?

皮脂腺を縮めて皮脂を出なくすることによって、ニキビを治す薬です。よって皮脂が多いためにニキビが出来ていた方にはかなりの効果があります。根本的にニキビを治します。

アキュテインとイソトレチノインの違いはなんですか

アキュテインは、イソトレチノイン製剤の商品名になります。その他のイソトレチノインの商品名には、ロアキュタン イソトロン トレティヴァ などの商品があります。

イソトレチノインにはどのような効果がありますか?

世界各国で使用されているニキビの治療薬です。イソトレチノインは成分の名称になります。中等症以上のニキビの標準治療薬として約30年前から世界各国で使用されている医薬品です。皮脂腺の退縮、細胞の正常化、抗炎症作用などによりニキビを根本から治します。当院では、中等症以上のニキビの方の90%以上に、効果が認められています。