ニキビについて ⁽¹⁰⁾

アクネ菌はニキビの原因として知られる一方、健康な肌にも存在する常在菌でもあります。一定以上のアクネ菌が増えてきたり、毛穴にアクネ菌が増殖しすぎるとニキビとしての症状として現れます。 日本メナード化粧品株式会社　皮膚常在菌「アクネ菌」の研究① アクネ菌を遺伝子レベルで分類し、ニキビ発生に大きく関わる種類を発見 https://corp.menard.co.jp/research/tech/tech_04_06.html

重症ニキビとは、赤ニキビや黄ニキビがさらにひどく炎症し膿を内包しているようなニキビを定義しています。

ニキビは皮脂腺の分泌が多くなりがちな部位に発現します。個人差はありますが、おでこは皮脂腺の出やすい場所になります。

ニキビの芯は皮脂や角質の汚れがたまったものです。

ニキビはホルモンバランスの変化が主な原因だと言われています。 また、思春期になると男子はもちろん、女子も男性ホルモンの比率が高くなり、分泌される皮脂が増加します。そのため毛穴に皮脂がたまりやすく、すぐにニキビができるのです。

体質のよる個人差によって、ニキビの発現部位は異なります。

マスクが患部を刺激して、赤みが増す場合がありまのでご注意ください。

ニキビ跡が残る可能性がありますので、できるだけニキビはつぶさないようにしてください。

イソトレチノイン内服治療の他に、抗生剤に内服、外用剤（塗り薬）による治療などがあります。

世界標準治療薬のイソトレチノイン内服の他には、抗生剤の内服　塗り薬　ビタミン剤による内服治療などがありますが、当院のニキビ治療では　基本イソトレチノイン内服治療のみをメインとした治療を行っています。化膿がひどい場合は　まれに抗生剤を処方する場合があります。