便秘は大人ニキビの原因で大敵です!

便秘が長く続くと腸内環境が悪化して悪玉菌が増えて免疫力の低下に繋がり、自律神経が乱れる、全身の血行が悪くなるといった様々な影響を及ぼします。
そうなると肌荒れや大人ニキビが出来やすくなり、不快感がストレスになり肩こりや腰痛など身体の様々に影響を与えます。
大人ニキビと便秘には密接な関係がありますので、便秘がちでニキビがなかなか治らない、繰り返しできるといった場合は、まずは便秘から改善・解消をすることからはじめてみましょう。

 

便秘とはどういう症状?

腸の機能は単に食べた物の消化吸収だけではなく、体にとって不要な老廃物や有害な物質を排泄する作用や、外部から侵入する病原体から身を守る免疫機能など様々な役割を担っています。
便秘とは、排泄の回数が少ないことや排泄物が腸の中に滞っている状態に限らず、腸の機能が障害されている状態をいい、便秘を放置しておくと様々な弊害を体に引き起こします。

便秘のタイプは大きく3つに分けられますので、それぞれみていきましょう。

弛緩性便秘(しかんせい)

便秘の症状で最も多いタイプが「弛緩性便秘」です。
口から入った食べ物は、胃や小腸で消化・吸収されて、ドロドロの状態で大腸に送られます。
大腸を通過する間に余分な水分が吸収されて、便が形づくられていきます。
便は大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)によって直腸へ送られますが、大腸の蠕動運動が何らかの原因で弱くなると、便が先になかなか送られず、大腸内を通過するのに長い時間がかかってしまいます。
「何日も便が出ない」「便意を感じない」というのが弛緩性便秘の特徴です。
加齢に伴って起こりやすくなるため、高齢者に多くみられますが、10~20歳の若い方でも、弛緩性便秘で悩んでいる人は少なくありません。
弛緩性便秘の原因のほとんどは、生活習慣によるものと考えられています。
なかでも食生活において食物繊維が不足していると便が形づくられず、腸の蠕動運動も起こりにくくなります。
また、運動不足によって蠕動運動が鈍くなることも原因のひとつと考えられています。

ストレス性便秘

普段からお腹がキリキリと痛んだり、お腹が張ったり、便秘と下痢を繰り返すような症状はストレス性便秘と考えられます。
ストレス性便秘は医学的には便秘型の「過敏性腸症候群」に含まれ、腸に器質的な異常はないのにお腹の張りや痛み、不快感を伴う便意異常が長く続く症状です。
ストレス性便秘の原因は、ストレスや不規則な生活で自律神経が不安定になるためです。
腸がストレスの影響を受けるのは、自律神経によって脳と直接繋がっているためで、ストレスで自律神経のバランスが崩れると、それが直接腸に伝わり、お腹の張りや痛みを引き起こします。

直腸性便秘

直腸に何らかの問題があって起こるタイプの症状です。
直腸まで便が到達していても、便意を感じにくくなっていたり、直腸の便を押し出す力が低下していて、便をスムーズに出せなくなるのです。高齢者など腹筋の衰えた人に多くみられます。
強くいきまないと便が出ない、いきんでも便がでない、排便してもすっきりしない、残便感があるというのが特徴です。
直腸性便秘の場合は、腸の蠕動運動自体には問題はありませんので、食物繊維をとっても症状は改善されません。むしろお腹が張るなど症状が悪化するケースもあります。

 

この他の便秘の症状についても解説しておきます。

けいれん性便秘

内容物を先に送ろうとする腸の不規則な運動が強すぎるため、腸管内容物の輸送がスムーズにできずに起こる便秘をいいます。
ストレスなどで体調が収縮やけいれんを起こし、大腸がくびれて狭くなるために起こります。
症状としては、便秘と下痢を繰り返す傾向にあります。

薬物性便秘

薬の副作用で起こる便秘です。
副作用として便秘を起こしやすい薬には、抗コリン作用薬、カルシウム拮抗薬、ベンゾジアゼピン系薬剤、利尿薬、頻尿の薬などがあります。

器質性便秘

腫瘍やポリープ、腸閉塞、腸捻転、大腸ガンなどの病気や外からの圧迫などによる要因で起こっている便秘です。

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便秘の原因

若い人から高齢者まで、便秘を訴える人は非常に多くいます。
そもそも便秘とは、毎日の排便が無い場合を言うのではなく、3日に1回程度の排便であれば問題は無いと考えられていて、一般的には3日以上の排便が無い状態や、1週間を通して2回以下であれば便秘とみなされます。
さらに、回数に関わらず、排便において本人が苦痛や不快を感じている場合も便秘ということがあります。
これは、一言で「便秘」といっても人によって症状は様々なためです。
「何日も便が出ない」「排便の回数が少ない」「毎日排便はするけど便の量が少ない」「便が硬い」「排便後もすっきりせず残便感が残る」「スムーズに排便ができない」など、訴えは色々あります。
このような便秘はいったいどういう原因で引き起こるのでしょうか?
便秘は大腸がんなどの病気で起こることもありますが、病気以外の原因が多くを占めます。
最も多いのは、便を送り出す腸の蠕動運動が弱くなって起こる「弛緩性便秘」で、偏った食事や運動不足によって起こります。
また、ストレスが影響していたり、薬の副作用によって便秘が引き起こることもあります。
便秘は1つの原因で起こるというよりも、様々な要因が重なって起こっていることが多いのです。

 

便秘の解消方法

食事や運動、排便習慣、生活リズムなどは、便の形成から排泄までに大きな影響を及ぼし便秘と深い関連性を持っています。
まずは、これらを改善することから始めてみましょう。

食事による便秘の解消

便秘解消には、まずは便のもととなる食物繊維を十分にとることが大切です。
食べ物には色々な栄養素があり、たんぱく質や糖質、脂質などは胃や十二指腸、小腸を通過する過程で消化・吸収されていきますが、人間の体では消化できない栄養素である食物繊維は、胃や小腸で消化されないまま通過し、大腸へ送り込まれます。
従って、食事に食物繊維が豊富に含まれていると、便の量が増えることになります。さらに、食物繊維が水分を吸収してカサを増やし、カサが多いことで腸が刺激されて大腸の蠕動運動が活発になることで、スムーズな排便につながるのです。

食物繊維には「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」の2種類があります。
「水溶性食物繊維」は水を含んでゲル状になるのが特徴で、海藻類のアル銀酸や果物のペクチンなどがあります。不溶性食物繊維に比べて腸に与える刺激が少なく、下痢を防ぐ効果もあります。
また、水溶性食物繊維には腸内の善玉菌を増やしたり、コレステロールを下げたりする働きも期待できます。
「不溶性食物繊維」は水に溶けない成分で、腸を刺激して蠕動運動を促す作用があります。
野菜や豆類、穀物やいも類、きのこ類などに含まれています。
お腹が張る、下痢をするといった症状がある場合は、不溶性食物繊維をとることで悪化してしまう可能性がありますので注意が必要です。

 

善玉菌を増やして便秘を解消

大腸には100兆個もの腸内細菌が住み着いていますが、これら細菌は、体にとって良い働きをする「善玉菌」と悪い影響を与える「悪玉菌」と「どちらでもない菌」の大きく3つにわけることできます。
善玉菌は大腸の蠕動運動を促進し便秘を防ぐ働きがありますので、善玉菌が多くなるように腸内環境を整えることで便秘解消に効果的となります。
善玉菌の代表は乳酸菌やビフィズス菌で、これらを多く含む食品といえば、ヨーグルト、乳酸菌飲料、納豆、漬物などが代表的です。
さらに、これらの菌の増殖に必要なオリゴ糖や水溶性食物繊維をとることで、腸内環境がよくなります。
オリゴ糖は大豆やたまねぎ、ごぼうなどに多く含まれています。
ただし、乳酸菌やビフィズス菌は胃で消化されやすく、腸まで届いても次々と排出されてしまいますので、よい腸内環境を保つためには、乳酸菌やビフィズス菌を毎日続けてとることが必要です。

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便秘薬で便秘を解消

食事や生活環境を改善しても便秘が治らない人や、慢性的な便秘で悩んでいる人の中には市販の便秘薬などを使っている人も少なくありません。
便秘薬はうまく使えば症状の改善に役に立ちますが、誤った使い方ではかえって症状が酷くなることもありますので、十分注意が必要です。
便秘薬には主に「塩類下剤」「刺激性下剤」の2種類があり、塩類下剤には便の水分量を増やして便を軟らかくしたり膨張させることで排便を促します。
刺激性下剤は大腸を刺激することで蠕動運動を活発にして排便を促すものです。
これら2種類の便秘薬では、塩類下剤をベースに使用することをお勧めします。
塩類下剤は大腸を刺激するものではありませんので、たとえ毎日服用しても問題はありませんが、刺激性下剤は日常的に使い続けていると腸が刺激に慣れてしまい、十分な効果が得られなくなってしまいますので、どうしても排便できないときに使用するようにしましょう。

 

 

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