大人ニキビができる原因

大人ニキビができる原因

「白ニキビ・大人ニキビの治し方徹底研究所」では、ニキビのできる原因についてこれまでも取り上げてきましたが、もう一度整理して詳しく解説していきたいと思います。
簡単にニキビの原因を言えば、ニキビは毛穴に皮脂が詰まり、そこに細菌が繁殖して炎症を起こす症状です。
10代のころの、いわゆる「思春期ニキビ」では、成長期に伴う男性ホルモンの影響が大きいのですが、20歳を越えてできるいわゆる「大人ニキビ」は女性ホルモンも影響してきます。
少し細かく原因を分けてみると、次のようなことが考えられます。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 皮膚の機能低下、細菌の繁殖
  • 生活習慣、生活環境
  • ストレス、内臓疾患

これらのうち、どれかひとつが大人ニキビの原因ということではなく、複合的な要因が絡んていること多いため、原因の特定や治療が難しい理由となっています。
それでは、ひとつひとつ解説してきましょう。

 

ホルモンバランスの乱れ

思春期ニキビは成長期に伴う男性ホルモンの影響が主因と考えられています。この男性ホルモンの働きによって、皮脂を分泌する皮脂腺が増大し、また皮脂の分泌量も多くなるため、皮膚は油っぽくなります。
盛んに分泌される皮脂や汚れがしかっりと毛穴から排出されればいいのですが、それらが毛穴に詰まってしまうとニキビの初期段階であるコメドとなります。
また、角化異常にも男性ホルモンが関係していると考えられていて、通常、古い細胞が剥がれ落ちて新しい細胞へと入れ替わる皮膚のターンオーバーの周期は約4週間ですが、角化異常になると古い細胞が剥がれにくくなって厚く溜まり、毛穴をふさぐ原因になることがあります。
さらに、誰の皮膚にも存在するアクネ菌は脂肪分の多い場所を好み、繁殖しやすい性質があります。
このように男性ホルモンの分泌が盛んになることが、ニキビの発症に非常に大きな関わりを持っているのです。
一方で大人ニキビは、男性ホルモン影響による皮脂の分泌だけではなく、女性ホルモンの影響もあると考えられています。
女性の場合では、月経の前後も性ホルモンの分泌のバランスが大きく変化するため注意が必要になります。これは、排卵後に多く分泌される黄体ホルモンが、男性ホルモンと似たような働きをするためです。

 

皮膚の機能低下、細菌の繁殖

ニキビができやすい肌質というのは皮脂の分泌が多いオイリー肌で、思春期ニキビも過剰な皮脂の分泌が原因で引き起こします。
しかし、大人ニキビは乾燥肌の人にもニキビができやすくなるといった特長があります。
これは、老化による新陳代謝の衰えなどのため、皮膚の機能が低下して、アクネ菌などの細菌から肌を守る力が弱まっていることが原因になります。
そのため、大人ニキビの予防対策においては、ニキビのスキンケアとは別に皮膚機能を向上させるアンチエイジングを取り入れて、治療効果を高めることも効果的です。
また、炎症を起こした重度のニキビである赤ニキビや黄ニキビは、白ニキビや黒ニキビがアクネ菌などの細菌が原因で悪化したものですから、細菌を抑え込む殺菌効果の高いケアも必要になる場合があります。

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生活習慣、生活環境

思春期ニキビと大人ニキビの原因で大きく異なるのは、生活習慣や生活環境の変化かも知れません。例えば、20歳になったらタバコお酒を始めることができ、化粧も毎日のようにするようになりますね。他にも、睡眠不足食べすぎ・飲みすぎなども社会人になって経験することも多くあると思います。
大人ニキビを予防対策する上では、食生活の乱れや睡眠不足は改善する必要がありますが、実際にはそう簡単ではなく、そのためには日常に支障さえきたしてしまうこともあるでしょう。
手軽に改善するのであれば、サプリメントで不足がちな栄養を補給したり、脂肪の吸収を抑えるお茶や薬を始めるのもよいと思いますが、食生活や日常生活の乱れは健康を害する可能性が高いため、やはり生活習慣を見直す必要があるといえます。

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ストレス、内臓疾患

胃腸が弱い人や便秘がちなど、胃腸のトラブルが多い人は大人ニキビを発症しやすい傾向にあります。
胃腸のトラブルの原因がストレスであれば、ストレスを溜め込まないようにしたり、うまく発散する必要があります。
心配事や悩み事を抱えてイライラした状態が続くと肌が荒れたり、じんましんが生じたり、爪や髪にまで影響がでることもあります。
ストレスと関係が深い自律神経は、血圧や消化管機能などのコントロールをを行っていて、交感神経と副交感神経から構成されていますが、ストレスを受けると交感神経の働きが活発化し、アドレナリンやノンアドレナリンといったホルモンが多量に分泌されて血圧が上昇したり、筋肉が収縮したりして体が緊張状態になります。
ストレス状態が長く続くと、糖質コルチコイドの分泌が優先されて、性ホルモンや成長ホルモンなどの分泌が抑制されバランスが崩れてしまいます。そうなると、ニキビができやすくなったり、皮膚の潤いや弾力を保つ機能が低下したり、角化異常を引き起こすことに繋がるのです。
特に、大人ニキビについてはストレスは重要な要因になっていると考えられており、ニキビそのものがストレスとなって、また新たにニキビができるといった悪循環に陥っているケースも少なくありませんので、この場合には、やはり正しいスキンケアと治療を行うほかありません。

 

 

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